日々の中のあれこれ

例えば小説やアニメを見ていて気づいたことだったり、例えば日付や暦を見ていて気づいたことだったり、そんなことから生まれる小話やらなんやらをちょこちょこと。

文豪だの文学は手出すと底無しだよね

DMM.comさんから新しいオンラインゲームが出ましたね。「文豪とアルケミスト」、略して文アル。おめでとうございますキャラデザと声につられて始めたら雰囲気とキャラの可愛さに早くも身体が沼に沈みかけています。

ゲームタイトルが文豪である通り、登場人物も実在の文豪のを冠し、且つ性格やキャラ同士の繋がりも結構史実に沿っているようで。新しいキャラがくる度にGoogle検索のお世話になりながら心のメモに読む予定の本がぼろぼろと増えていってます。ゲーム内の織田作之助が可愛すぎて早く図書館駆け込んで先生の著書が読みたい。谷崎先生がもはやひと目見て「こいつ……耽美だ……!」って分かる見た目をしていて早く図書館駆け込んで先生の著書以下略。

こんな風に実在の人物や史実が作品化されると、元ネタは何かという事が気になって調べる人って一定数出てきますよね。同じDMMさんの中で有名な艦これや刀剣乱舞がいい例でしょうか。艦隊や刀剣に詳しくなったひとを、SNSを通して大変多く見かけます。

そういう視点でいくと、文アルが人気になったら文豪に、読書に注目が集まってくれるのでしょうかね。実際、現在放送中のアニメ及び漫画原作の「文豪ストレイドッグス」は、同じく文豪の名を冠したキャラとその文豪に関わりのある著書の名が出てくる作品で。それを通して日本文学に興味が出た、実際に作品を読んだ、という人をちらほら見かけます。
私もこれを見た結果、人生初の詩にハマり詩集まで購入するに至りました。そうですあなたの詩ですよ中原先生。中学高校の国語の時間、心底つまらないという顔で教科書の詩のページをめくっていた過去の私に言ったら文字通り目を剥くんだろうなぁ。

と、まぁ。Wikipedia片手にゲームをプレイしていてふと思ったのはそんな事でした。
読書人口が減り、書籍の売り上げに暗雲が立ち込めており、図書館の人の入りも少ないこんなご時世に「文豪」「書籍」を取り扱った娯楽を展開する事で、元ネタに興味をもってくれる人が増えれば、あわよくばそれで本が好きになった、なんて人が増えてくれれば、それはとても嬉しい事だなぁなんて思ったりしました。


確かに読書は時間もエネルギーも結構必要になるものだから、まぁそりゃ嫌いだ苦手だ言われるもんだよなーと。でも、読み切った先には、今まで自分の知らなかった世界、知識、言葉、感性、そんなものが大きく広がっていると思うのです。
一冊読んでも、その本の中に引っかかった言葉はひとつしかないかもしれない。ストーリーが頭に入りきらないかもしれない。
それでも、その引っかかったひとつが、入ってきたストーリーの欠片が、例えばクイズ番組で生きたり、友達や先輩との会話で生きたりするかもしれない。学生には特に、高確率で役に立ってくれるし。そうしていくなかでそのうち、価値観世界観変わるような作品に激突することが、あるかもしれない。

そんな、ちょこっとだけ自分の見ている世界の色が変わるような経験を出来る読書が、好きだって言える人が、増えたらいいなぁとそんな風に思いました。盛大に寒いこと書いたような気がするけど目は逸らすためについてるってことで。

そんなわけだから頑張れ文アル、期待してる。期待してるから中原はやく出てくれください。